【活動報告】400字で綴る物語 創作ワークショップを実施しました。7月5日(日) 会場:スターバックス松井山手店

心が潤うひとときを参加者全員で創ります。

会場はスターバックス松井山手店。
日曜日の朝の落ち着いた店内にて、ゆったりとご自身を見つめる時間をつくることができました。

まずはリラックス ―― コーヒーテイスティング

本日は4名の方にご参加いただきました。まずはコーヒーのテイスティング。

店長さんが目の前で淹れてくださったアイスコーヒーとコールドブリューコーヒーを飲み比べました。淹れ方のコツも学べました。お店のフードと組み合わせた味わい方も教わり、今後、お店を利用するときに生かせる知識も得ることができました。
テイスティングのあと、贅沢な時間がいよいよ始まります。

贅沢な時間の始まり ―― 自分だけの物語の創作

テイスティングの後、初めに400字スキットの作品例を紹介しました。作品の朗読を聞いたみなさんが頭の中に浮かんだ絵を語り、このタイミングで自己紹介もします。一人一人の受け止め方の違いを感じ、個性が尊重される場であることも確認します。今日はご近所の方々だけでなく、遠方からもわざわざご参加いただきました。

執筆のコツ ―― 「ぼーっと」しましょう。

いくつか作品を紹介したのち、執筆のコツをお話しします。
手元に何もないところから、自分だけのオリジナルのストーリーを綴ります。ここでみなさんに、講師から「ぼーっとする」ことをおすすめしました。脳をリラックスした状態にするのです。しばらくすると、アイデアが湧いてきたり降りてきたりします。その瞬間が、ご自身の創造性の扉が開かれた瞬間です。この瞬間から、たちまち「自身の物語の世界」でのドラマが創られていくのです。急に筆が進むようになります。

今日は私も同時に創作への旅に没入してしまったので、写真を撮るのを忘れてしまいました(もったいない!)。途中で顔を上げると、執筆中の皆さんの横顔が、真摯でとても美しく感じました。
そんな静寂の時間が約30分ほど続き、全員が執筆を終えました。

発表は作者が参加者に朗読して読み聞かせる形をとりました。

この場で生まれた作品の概要を紹介

1)介護現場の利用者さんと介護者のやり取り
2)正体不明の生き物を探しに出かけて一人だけがそれに遭遇できた場面


3)買い物先のレジで、ポイント付与を勧められて気づいたうれしい瞬間
4)買い物に行くような気軽さで、亡くなったおばあちゃんのいるところに連れて行ってと話す幼ない子どもの純粋な姿
5)展覧会で恋愛感情を伝えた瞬間

作者による朗読は、こめられている作品への感情が、聴く人に無理なく自然に伝わるようです。
朗読後に一人一人の受け止めた感覚や感情を自由に語ってもらいました。
発表は、わずか30分ほどのやり取りでしたが非常に内容の濃い、美しい時間でした。

参加された皆さんにアンケートにもご協力いただきました。

アンケートへのご協力ありがとうございました。

◎このようなワークショップにまた参加したいと思いますか?という質問にも、すべての方が参加したいという肯定的なお返事をいただきました。

その理由(回答は任意でした)
・他の方が書かれた、かなり深く考えさせられる掌編に触れる時間が刺激的だった。
・400字の中で綴るみなさんの創造性、想像力が自分とはまた違って学ぶところが沢山あったから。
・とても貴重な機会をいただきありがとうございました。
 ※掌編(しょうへん)/手のひらに収まるほどの短い物語をさします。

◎参加された皆さんの感想を記しておきます。

・楽しかったです。
・他の方のちょっとしたことながら、鋭い着眼点を感じるセリフに、心を今一度考えることができた。
・セリフだけのやり取りで、その会話が進む中で場面の想像が色々と変化させられたり、心がじんわり来たりと、とても楽しくほっこりしました。
・普段あまり人と関わることがないので新鮮でした(笑)

このWSの「よさ」

大人の方々へのこの取り組みは4回目でしたが、回を重ねるごとに、このWSの共通した「よさ」を感じています。それは、「創造性が必ず刺激され、豊かな感覚を得ていただける」ことです。

最後に、何よりも落ち着いた素敵な会場を提供していただいた、スターバックス松井山手店のみなさん、大変にありがとうございました。ここは、執筆という創作活動にふさわしい環境だと確信しています。


店長さんと次回の開催も前向きに相談しています。たいへんにありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者プロフィール

武田正道
武田正道
一般社団法人ここで 代表理事。
1965年生まれ。出版社勤務等を経て1992年より公立中学校社会科教諭。2006年夏に大阪府中学校演劇協会と出会い、創作劇活動の教育的効果に魅力を感じ研究を始める。

枚方市立西長尾小学校校長就任後は、「対話力」の向上に高い効果をもたらす「発達段階に合った創作劇活動カリキュラム」を構築し、2023年度から全学年で実施。心理的安全性のある教育環境づくりへ尽力。2025年3月退職後も教育支援活動を継続。

趣味は映画鑑賞、ピアノ練習、雑談、自作カレーづくり。