小学3年生による400字スキットの発表を行いました(令和8年1月19日[月])

先週に引き続き、枚方市立田口山小学校での実践報告です。
2〜3人一組での発表
令和8年1月19日(月) 2限目と3限目。各学級1コマの授業です。
先週の金曜日の活動で、一人一人が創った作品を2人あるいは3人1組で吟味し合いました。発表する作品を選び、練習まで行いました。
金曜日の授業の後、全員の作品を読ませていただきました。豊かな発想にあふれた、面白い作品がたくさんありました。
めあては「心に伝わる400字スキットをつくろう」
作品をを子どもたちだけの力でどのように表現するだろうか。これを楽しみに19日(月)を迎えました。

台本は書いても読んだり上演したりしないと伝わりません。
自分が創った作品を鑑賞する人の立場になって、わかりやすく伝えるためには、書くこととはまた別の表現力が必要です。
「声と表情と身体を伝えたいことが伝わるように自由に動かす」というのはなかなかハードルの高い課題です。
田口山小学校3年生にとっては、自分の書いた作品を複数人ひと組で、みんなの前で声に出して発表するのは初めてです。

一人ではなく他者と協働する中で、どのように折り合いをつけて発表を迎えたでしょうか。一人ひとりにとって、違う困難が必ず目の前にあるのです。
他者意識に立ち表現を工夫
予想以上に緊張して、思ったよりも声が出なかったり、ドキドキして読み間違えたりする場面もたくさんありました。みんなの前で発表することは、一人一人が舞台に立つような感覚であったと思います。

前に出てきて、台本を2人で読むだけでもすごいことです。3年生のみなさん、とってもがんばっていましたよ!
このような発表にも得意や不得意があると思います。観客の立場になって、どのように動いたり声を出したりすれば、伝えたいことが伝わるのか。発表の前後でいろいろ迷ったり振り返ったりできたと思います。
挑戦することに価値がある

うまくいった、うまくいかなかったという実感は、それぞれ素直な感覚です。それらの感覚を全て肯定的にリフレーミングできるのが演劇創作活動の良いところです。失敗しても大丈夫。挑戦することに価値があるのです。この体験は、発表した全員が、自分のコミニケーション力を向上させるのに役に立ったと思っています。
3年生のみなさんの「挑戦する美しい姿」に、拍手!
投稿者プロフィール

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一般社団法人ここで 代表理事。
1965年生まれ。出版社勤務等を経て1992年より公立中学校社会科教諭。2006年夏に大阪府中学校演劇協会と出会い、創作劇活動の教育的効果に魅力を感じ研究を始める。
枚方市立西長尾小学校校長就任後は、「対話力」の向上に高い効果をもたらす「発達段階に合った創作劇活動カリキュラム」を構築し、2023年度から全学年で実施。心理的安全性のある教育環境づくりへ尽力。2025年3月退職後も教育支援活動を継続。
趣味は映画鑑賞、ピアノ練習、雑談、自作カレーづくり。






